Apacheサーバを起動

「XAMPP Control Panel」を開いて、Apacheの【Start】ボタンをクリックしてWebサーバを起動します。

Apacheが起動しました。

phpコマンドの確認(絶対パス)

phpコマンドが動作するか確認してみましょう。「XAMPP Control Panel」の【Shell】ボタンでコマンドプロンプトが起動します。

コマンドプロンプトが起動したら フォルダ「c:¥xampp¥php」に移動します。

cd c:¥xampp¥php

フォルダに移動したらphpコマンドでバージョンを確認します。バージョンが表示されたら成功です。

% php -v
PHP 8.0.3 (cli) (built: Mar 16 2021 12:42:31) ( NTS )

PHP のパスを設定する

毎回フォルダを移動して「./php」コマンドを入力するのは大変です。Windowsの環境変数を設定すると、コマンドを直接実行できるようになります。

環境変数の設定を開く

タスクバーの検索欄に「環境変数」と入力して、「システムの環境変数の編集」を開きます。

環境変数 Path の編集

システム環境変数から Pathを選択し【編集】ボタンをクリックします。

環境変数が編集できない場合(管理者権限)

Windowsの設定によっては、管理者でないと編集できない場合があります。その場合は、PowerShellを管理者で実行して設定します。

PowerShellの起動と設定

検索ボックスで「powershell」と入力して、「Windows Power Shell」を起動します。

PowerShellを管理者で起動したら、Startコマンドで環境変数ウィンドウを開きます。

Start C:\Windows\system32\rundll32.exe sysdm.cpl, EditEnvironmentVariables

【編集】ボタンがクリックできるようになりました。

Pathの設定

「環境変数名の編集」ウィンドウが開いたら【新規】ボタンをクリックします。

XAMPPのPHPパスを入力します。

C:¥xampp¥php

追加したパスを確認して、【OK】ボタンをクリックして閉じます。

「環境変数」ウィンドウの【OK】ボタンをクリックして閉じます。

環境変数のウィンドウは、すべて【OK】 して閉じてください。

PHPの動作確認

パスを設定したら、ターミナルでPHPコマンドを実行してみましょう。

VSCodeのターミナルを起動

VSCodeを再起動し、「新しいターミナル」を開きます。

ターミナルが起動しました。

php コマンドの確認

ターミナルにphpコマンドを実行して、バージョン確認してみましょう。

% php -v
PHP 8.0.3 (cli) (built: Mar 16 2021 12:42:31) ( NTS )