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スクリプト実行
スクリプト実行
npm run
npm runコマンドは、Node.jsでスクリプトを実行するコマンドです。スクリプトは「package.json」の「scripts」セクションで定義します。
スクリプト定義
スクリプト名は任意ですが、dev(開発用)、build(ビルド用)、test(テスト用)などのわかりやすい英単語にするのが一般的です。
スクリプト実行
npm run コマンドで、それぞれのスクリプト名を指定して実行できます。
開発用
ビルド用
テスト用
server.js の実行スクリプト
スクリプト定義
「server.js」を実行するコマンド node server を、devスクリプトで定義します。
package.js
スクリプト実行
dev スクリプトを実行すると「server.js」が実行され、サーバが起動します。
ターミナル
- すでにサーバ起動している場合は、Ctrl + C で停止しておく
nodemon
nodeamonとは
nodemon(Node Monitor)は、Node.jsでファイルを監視(watch)し、自動的にプロセス再起動できるパッケージです。
プロセス自動再起動
通常、Node.js開発でソースコードの変更があった場合、手動でサーバーを再起動する必要があります。そこで「nodemon」を使用すると、このプロセスを自動化できます。
インストール
npm で「nodemon」をグローバルでインストールします。
nodeamonの利用
起動
一旦サーバを停止し、nodemonコマンドで「server.js」を起動します。
結果
自動起動の確認
サーバーが起動した状態で、プロジェクト内のJSファイルを修正・保存すると、サーバーが自動起動されます。
停止
「nodemon」を停止するには、実行中のターミナルで Ctrl + C を押します。
スクリプトで実行
スクリプト定義
nodemon server スクリプトをdevに定義します。
package.json
スクリプト実行
一旦サーバを停止し、devスクリプトを実行し、「nodemon」が起動するか確認してみましょう。